会長挨拶

数年前に、東京都の全ての小・中学校に「特別支援教室」が設置されました。

通室している児童・生徒の中には、神経発達障害群(DSM-Ⅴ)と診断されて、学習や行動につまずきや偏りがある子どもがいます。つまずきや偏りがあっても、適切な支援を受けることで大学まで進学していますが、社会に出ると世の中の人たちに「神経発達障害群」を理解してもらうことは大変困難です。このような子どもたちの保護者同士が集まり、勉強したり、苦労話を聞いてもらったり、子ども同士の活動も取り入れていきながら啓発活動をしていくために、平成19年に親の会を立ち上げ活動しています。
子どもたちが持てる力を存分に発揮し、社会に出てからも自信を持って生き生きと過ごしていけることを目指して、活動をしていきたいと考えています。
杉並の地域で支え合う「親の会」を目指して、皆様で手をとりあっていきましょう。

令和3年 5月
会長 月森 久江
杉並区立済美教育センター 指導教授
(元・杉並区立中瀬中学校・通級指導学級教員)

 

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